3Dプリンターでどんどん色々なものを作れる時代になりました。
建築業界にもどんどん進出してきています。
海外では住宅や事務所等はもちろん、ホテルや集合住宅も3Dプリンターを用いて建設しています。
日本では法律の整備や業界との兼ね合いなど様々な条件をクリアしていかないといけないので、まだまだ3Dプリンター建築物は建造されないでしょう。
そんな中、日本でも3Dプリンターで作成して販売しているものはたくさんあります。
新築住宅の案件で、階段に吊り下げるペンダントライトの要望で単体でも自然な存在感のあるものが欲しいと言われました。
大手メーカーを探しても目ぼしいものは見つからず、照明を多く取り扱っているショップに出向いてもこれというものにはなかなか出会えず困っていたところ、ネットで検索するとこんなものが
月です。当たり前ですが笑。
これは月型のペンダントライトです。
匠の誠品さんのルナプライマルという商品です。
LunaPrimalルナプライマル
匠の誠品で初めて作られた月の形をした間接照明です。
匠の誠品HPより引用
3Dプリンターで製造され、NASAの衛生図データを99.9%使用し月面のクレーターや隆起をリアルに再現しました。素材は安全面を考慮し100%植物由来のPLA樹脂を使用しています。現在はタッチタイプ、リニアタイプ、ペンダントタイプの3タイプがあり、サイズ展開も豊富です。
本物の月のデータを取り込み3Dで出力しているのですからリアリティがないわけがない。
すぐに注文して取りつけてみました。
箱から出したときは白い丸いもので表面はごつごつしているので不安になりましたが
なんのことはありませんでした。点灯するとこの通り「月」そのものでした。非常にリアルで、こんなにもきれいなのかと感心しました。こちらは色温度も変化できる光源もついています。
夕日ともばっちりの相性です。そとから見ると本当の月と見間違うほどのクオリティでした。
改めて、日本のものづくり技術の高さと現代技術の組み合わせはすごいものだと再確認できる製品でした。
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